本間ディレクター
ネガティブ人間奮闘記

これまでのキャリア
2022年入社。入社4年目。
- 1年目
- ADとしてNHK BSP「にっぽん百名山」を担当
- 2年目
- ADとして同番組を担当。夏にコーナーディレクターデビュー
- 3年目
- 同番組で10月にディレクターデビュー
- 4年目(現在)
- NHK BS「にっぽん百名山」とNHK国際「EKIBEN JAPAN」を担当
入社当時の気持ち
趣味が登山なこともあり、「にっぽん百名山」という登山番組に配属してもらいました。普段から見ていた番組だったのでとても嬉しかったことを覚えています。
ですが、映像業界でアルバイトをしたことがなく、テレビの仕事の右も左も分からない状態だったので、はじめの頃は完全に趣味の延長のような気持ちでロケに行っていました(笑)
現場でうまく立ち回れず、景色が綺麗だなあと思いながらぽわーっとしていました…(それでも見離さずにいてくれた上司には感謝です)
とはいえ、ずっと能天気でいたわけでもありません。何をすればいいのか分からない焦りと、実際にディレクターの仕事を間近で見て、私にもいつかこんなことができるようになるのか…?と強烈な不安を感じていました。
当時の自分は仕事として山に登るという意識が低かったのもありますが、自分がいいなと思うものと番組として意味があるものの乖離という壁にぶつかり、私には向いていないのではないかとよく病んでいました(笑)
ディレクターになってみて
昨年の10月に「にっぽん百名山」でディレクターデビューをしました。嬉しくてワクワクする反面、ついに自分の番が回ってきた…とぶるぶる震えました。
どの山に行くか、ガイドは誰にお願いするか、見どころは?番組の構成は?日々考えることや決めることが多く、頭は大爆発でした。
ちゃんとロケができるか不安で前日から心臓はバクバク。自分のようなペーペーがはるかに年上のベテランスタッフに指示を出すことも怖くて、いつでもどこでも眠れる私ですが、移動の飛行機で初めて眠れませんでした。
百名山のロケは、ガイドやカメラマン、機材を運ぶ歩荷と呼ばれる屈強なスタッフなど合わせて7~8人で行います。とても頼もしく、信頼している方々です。
撮影初日もビビり倒していましたが、ひよっこの私のためにみんなこんなに頑張ってくれているのに、私がしょぼついてどうする!と気を取り直し、なんとか最終日までロケをやり切ることができました。
編集も大苦戦し、放送を見届けるも反省点が多すぎて落ち込んでいましたが、出演してくださったガイドさんからお礼が届いたり、SNSで登ってみたくなったというコメントを見て、少しホッとしました。
そんなとき、学生時代に所属していた登山サークルで、後輩が山を好きになってくれたら嬉しいなと思いながら活動していたことをふと思い出しました。
今回番組を作っている時も、見てくれた人が登ってみたいと思えるように、山とガイドさんの魅力が伝わることを一番に考えていたので、この気持ちは今後もずっと大事にしたいと思います。
就活生へのメッセージ
就職活動をしているとき、こういうメッセージを読むのが苦手だったので、自分が書く立場になると何を書けばいいのかと非常に悩みます…
どこからも内定が出なかったらどうしようと不安な気持ちの時に、運よく受かったとかご縁があってうんたらかんたらみたいな、会社に選ばれた側からの言葉はモチベーションにもなるけれど、焦りや劣等感を増幅させる言葉にもなると個人的に感じていました。
私も就活では本当にこの世の終わりぐらい悩みましたし、病みました。どうしてマスコミを志望したんだろう、なんでこんな夢を持ってしまったんだろう、私って何がしたいんだっけ何が作りたいんだっけ、と突き詰めて考えれば考えるほど自分の中が空っぽになっていくような感覚でした。一度、ESが全く書けなくなったことがあります。もうテレビの仕事は諦めようと思いましたが、私が心のお守りと呼んでいるあるドラマを見て、やっぱり作る側に行きたいと思い直し、この会社に辿り着きました。こんなネガティブな私を採用してくれたので、懐が深いと思います。
最後まで健やかな就活とは無縁だったので、前向きなアドバイスはできませんが、一つだけ言えることがあるとすれば、SNSは毒なのでなるべく見ないように!夜は考え事はせず、眠るように!二つ言ってしまいましたが、少しでも皆さんが自分を見失わずに就活ができるよう心から祈っております。
※写真は本間の上司、佐藤知樹Pが撮影
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