ドキュメンタリー・情報番組を中心に

株式会社クリエイティブネクサス

株式会社 クリエイティブ ネクサス

映画・ドラマも手がける映像プロダクション

ドキュメンタリー・情報番組を中心に映画・ドラマも手がけます

  • 小山ディレクター

2年目、やっとスタートライン

知らないことを無くしたい

入社時からずっと「cool japan」という番組を担当しています。“日本に来た外国人の目線で日本のクールを探そう”という、この4月で17年目に入る番組です。
この番組を担当していると、当たり前だと思っていたことを覆される事が度々あります。雨が降ったら傘をさすとか、腕のムダ毛を処理するとか…日本では当たり前なことでも、外国人の目線で見るとクールだったり不思議だったりする。日本人が気付かなかった事を、外国人は知っていたりする。それを番組にしていくので、自分の知識や経験の浅さを感じ、もっともっと知らないことに触れたいなと、ものすごく好奇心を刺激されます。
もちろんどんな番組でも、何かを番組にするという事は、企画の発想からたくさんのリサーチ、丁寧な取材が必要。だから、先輩ディレクターたちは何歳になっても好奇心の塊だし、驚くほどたくさんの知識や経験を持っています。「この人、知らないことないんじゃない?」と思うくらい。
これから自分はどんな知識や経験を積み重ねられられるのか と考えるとワクワクして、ずっとこの仕事を続けられそうな気がします。

まだまだスタートラインに立ったばかり

新型コロナウイルスという(当時は)なんだかよく分からない感染症が流行し始めた2020年4月にこの会社に入り約2年、この冬にディレクターデビューをさせてもらいました。
入社してからの2年間はちょうどコロナ禍で、番組制作にも制限が多い時期でした。本来ならば現場に行けたはずのロケには人数制限で行けず、スタジオでの試食なんかもめっきり減り…
先輩たちが過ごした1~2年目の経験値には到底及ばないだろうなと思っていたからこそ、2年目でディレクターデビューの機会をもらえたことには喜びと同時に大きな不安がありました。
完成したVTRがスタジオで流れる時には、大先輩に「大丈夫か?」と声をかけられるほど緊張しました。放送時には、SNSに張り付いて10秒ごとに最新の投稿を更新するほど視聴者の反応が気になりました。
でも、視聴者や出演者、身近な先輩などの反応一つひとつが、ディレクターとしての責任の重さ と テレビを通して何かを伝えることの面白さをちょっとだけ教えてくれた気がします。もっともっとこの仕事の面白さを知りたいと思えた今がスタートライン、これからが本番です。

どんな会社で働きたいか

皆さんとある程度近い世代なので、ちょっと就活の時のことを。
制作会社の面接では必ず「どんな番組が作りたいの?」と聞かれます。しかも、テレビ番組の制作会社って思ったよりたくさんあって、どんな番組が作りたいのかというビジョンがないと会社の選びようもありません。私は正直それがあんまりピンときていなくて就活ではかなり苦戦したのですが、それを補うために考えていたのが“どんな会社で働きたいか“です。
その中でうちの会社を良いかもと思ったポイントは、女性のディレクターがたくさん活躍していたこと。せっかくこの業界に入ってプロとして番組を作るんだったら長く働きたいと思っていたので、結婚や出産をしてもディレクターを続けられるという環境に惹かれました。
(育児をしながらディレクターとして活躍している大友Dのページもぜひ読んでみてください)
どんな番組が作りたいかも大事ですが、どんな会社で働きたいか ぜひ考えてみてください。

これまでのキャリア

2020年4月入社
ADとしてNHK BS1「cool japan」を担当
2022年1月
同番組でディレクターデビュー

就職活動をしているみなさんへ

就活の時期は、自分のことを知る1年になると思います。日々なんとなく生きてきた人も自分を偽って生きてきた人も、自分がどんな人間か、どんな事ができるのか、どんな仕事をしたいのか、考えなくてはいけなくなります。でもたくさん考えれば、希望通りの会社に入れても入れなくても、自分のことを知れる大きなチャンスになるはず。
そして、就活に正解はないと思います。私が思うには、完全に縁です。気を負いすぎず、頑張ってください!

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